2009年12月10日木曜日

プレゼント。


「先生、はい。」と一人の生徒が持ってきてくれた。
固まる粘土で作りましたとクリスマスのちっちゃなオーナメント。

普段なかなか自分からは表現をしないタイプの子なので、
今日はすごく嬉しかった。
その見えない部分の気持ちを垣間見せてくれたようで。
ひとつ結び目解いてくれたかな。

表現しやすいタイプとそうでないタイプとあって、
表現の大きさや方法は人それぞれだけど、
でもみんな本当は伝えたいし分かってほしいよね。
普段の彼女から考えると、
これはあの子なりに思い切った表現でありメッセージだなあと思う。

きっと、内側にはいつもこのプレゼントのような気持ちを
持ってくれているのだろう。
それをこうした形でアウトプットしてくれたと言うことは、
少しまた成長したのかな。

見ていないようでも見ている、
聞いていないようでもちゃーんと聞いてる。
こちらから見たら『沢山の生徒たち』でも、
彼女たちから見たら『ただ一人の先生』。
それぞれの目を見て向き合って行かなきゃなと思ってる。

自分の立つべき場所を再確認した今日でした。


2009年11月12日木曜日

ルミレモン。


帰りの電車で洋服に絵の具をこぼした。

お昼間にハンズで新しい色のガッシュを買ったのだけど。
結構わくわくする色だったから、
帰りの電車の中でその色がまたどうしても気になり始め、
おうちまで待ちきれずに、ちょっとだけ。とふたを開けてしまった。
あーあ。
ここで口から覗くだけで我慢しておけば良かったんだ。

あまり見えなかったもので、
ちょっと押してしまい、そして押しすぎた。

あ出た・・と思った瞬間に
さらに電車が追い討ちブレーキをかけて来て、
私の白いシャツの上に、ルミレモンと言う名の蛍光黄色が落ちた。



2009年11月6日金曜日

夜明け。

いろいろ。
気が済むまでやってるとさ。

夜なんてすぐに明けてしまう。
朝なんてすぐに来てしまうよ。

目の前の空気が白み始めました。
もうじき太陽が昇って、大通りに車が走り始めるんだけど、
そうするといつも、なんか少し寂しい気持ちになる。

あーあ。昨日にはもう会えないなあ。

って。

これって、うしろむきだろうか。

2009年11月2日月曜日

灯り。


今日も灯す。
精神が落ち着くもの。

キャンドルは蝋だから、
もちろん灯すほどに形を変えるのだけど、
それゆえ日毎に美しさが違います。

二度と同じ形に出逢えないところが
人と時間との切ない関係にも空にも似ていて惹かれます。

2009年10月4日日曜日

めぐり。

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今日も帰りに東野作品を5冊まとめ買いをした。

 
先日蜜蝋で製作したこのキャンドルは
灯すとほんのり蜂蜜のかおりがする。
チロリチロリとあかりも柔らかく
優しい空気が部屋を充たします。
 
このキャンドルの製材となった蜜蝋、
に、なった蜜、
を、分泌した蜂、
は、
自分が分泌した蜜、
が、蜜蝋、に成り、
蜜蝋キャンドルの姿として灯されるとは
夢にも思わなかったろうなあ。


2009年9月10日木曜日

ベルギー幻想美術館。


その響きからして、
内容も知らぬ内からこれは行くべきな気がしていたのと、
好きな画家の絵もどうやら展示されるという事で、
さらに、久しぶりの美術鑑賞ということで、
空は曇っていたけど気持ちは晴れていた。
実は苦手な渋谷へ。

一番楽しみにしていたのはマグリットの作品です。
概念なんて初めから存在しないような、
理屈の通らないありえない情景を描く。
だけど「どこがおかしいの」と逆に問われるような
怖いくらいの存在感。
実際作品の前に立ち、眺めていると、
違うのに、絶対違うのに、
なのにやっぱりそこに在って正しい気のする、
私でたらめなことを言っている様な気になるけど、
本当にそんな実感のある不思議な作品ばかり。
ちょうど夢みたいなね。

夢の中では現実世界ではありえないような事も
当たり前に受け入れて対応しているでしょう?
目が覚めたら必ず「変なの〜」って思うことも、
夢の中ではおかしくもない。
っていうあの感覚を覚醒ながらに味わうような。
表現て難しいけど、まさにシュールなそこが好きです。
おもしろいの。

感受するものってそれぞれに違うし、
きっとそこに正しい間違いはないから、

あえて言葉にはしなくても良い気もするのだけど。
独創性に満ち満ちた世界、あぁ楽しかった。

無限なその想像力は驚異。

もう一度行こうかなとも思うのだ。






2009年9月9日水曜日

形になる。


今現在やらフィーリングやら偶然やらの形なきものが
形になっていく。
面白くて仕方がない。







2009年8月31日月曜日

雨。

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しとしと降る。
 
雨も嫌いではないな。
 
雨音を聞いていると包まれた気持ちになるもの。
 
私たちは水から心身ともに潤いを得る。
 


母の胎内にいた頃の記憶なのか

さらに遥か昔、祖先の頃の由縁なのか

それとも全身60兆個の細胞と水分の関係だとかの

もっと科学的な根拠か。
 
よく分からないけれど不思議な包容感。

ううん、抱擁感。

 

ところで、明日は台風ですね。

今日は夕方から雨って分かってたのに、

今日に限ってお気に入りのデニムで出かけてしまった。

2009年8月30日日曜日

間に合わなかった夕暮れ。



太陽が帰って行く綺麗な瞬間を見つけて

見晴らしの良いところまで少し走った。

けど、

間に合わなかった。

あっという間に辺りが暗くなった。


2009年8月25日火曜日

ルーティン。


作りたい気持ちがどうにも収まらずに溢れてくる。

だからその感覚だけで、まず蝋を溶かす。

そして色を作り、重ね、待ち、色を作り、重ね、待ち、色を作り、重ね、待つ。

単調だけど、その先の広がりが無限大。

何でもそっか。

蝋の色は、計算しても想像してもその通りには行かないトコロがとってもつれない。

いつもの色鉛筆のようには行かない。

だけど、

計算と想像のキャパをはるかに超えて、

はっとする位きれいな色が出たりする事もあるからそういう時は幸せになる。

この色は自分が出したんだと思うだけで幸せ。

出逢った。とも思う。

またどんどん先を見たくなるけど、

待て待てそこはあせるなと、次の波をじっと待つのだ。

名前が先に生まれて形になったり、

形が先に生まれて名前がついたり、

私にとってはどちらでも良いのだけど、

とにかく自分の掌から生まれたひとつの形は、妙に愛くるしいと思う。

作る事、残すこと、大好きです。




2009年8月24日月曜日

蒸しただけの蒸しかぼちゃ。

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あまーくて、



もちもちーになって、



調味料なくってもこんなにおいしいの。



いろんな調理法ありますが、



私は「蒸す」が一番好きです。



2009年8月19日水曜日

にちじょうとやら。

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目の前の景色は秒刻みにくるくる変わり、
 
 自分も変わる。 
 
時間が過ぎゆく。
 
日々それなりに何かを感じ、表現し、 
 
愛する人を想い、 
 
身辺を整え、 
 
仕事に取り組み、 
 
見上げれば流れる空に心を映し、 
 
ちらばる未来の計画事に思考を巡らせ、 
 
そこでいつも期待もその反対も在ることを思い出し、 
 
明日について考える。
 
今日も1日がおわる。
 
日常というものは変化と継続の混沌なのだな。

2009年8月12日水曜日

スカイブルー。


良い色だ。


お空には本当に何もかもが在ると思うよ。


今の心、昔の記憶、未来への想い。


2009年7月29日水曜日

突然のおやすみ。

しまる。

しまった。

やってしまった。

レッスンお休みだったのに張り切って出動。

背中小さく帰り道。

よし、何かしよ。

お休み欲しいと思ってたけど、

いざこうなってみると

何していいか分からないね。


2009年7月2日木曜日

新しい色。


「松崎シゲル色」と言う色が本当にあるらしい。


茶色なんだってさ。


いいなあ松崎シゲルさん。


2009年6月19日金曜日

例えばコンセント。

おサイフケータイも、インターネットショッピングも

世の中どんどん便利になって行くなぁ、

なんて外から眺めたような風に思うけど、

私も無意識のうちに便利を求めて変化している。

とドライヤーのコンセントを差し替えながら思った。



元は2口しかないコンセントの穴に三股をさして、

コードが規格数以上にそこから伸びていて、

だけど、それでもまだ抜き差ししながら生活している。



このコンセントを全部の全部ひっこ抜いたら、

もちろん、生きられるけど、

今の生活はどんな風に変化するかな、

間違いなく不便を感じるだろう。

全部ひっこ抜いたそこが原点なのにね。




限られたものから更にその上を求めて、

どんどん広がろうとする。



そう言うエネルギーって時に素晴らしいものを生み出し、

また時に素晴らしいものをダメにしてしまう。



よなぁ。



2009年6月12日金曜日

眠たいけど。


よい。

真夜中のKeith Jarrettしびれる。

ごった返したテーブルの上では今、

企画したイベントの準備が進んでいる。

その日は素敵な夜になると思う。

楽しみ。

2009年6月5日金曜日

期限。



一日の時間が足りないたりない。
24時間じゃテーンデ足りなくって、一日48時間くらい欲しいなあ。



したい事、しなくちゃならない事が溢れに溢れていて、
まず何れからすべきか一応考えて行動するわけですが、
その辺の采配、自分のことなのに難しい。



しなくちゃならない事は
どう転んでも「しなくちゃならない事」に変わりはないのだけど、
気が先行くばかりに黙々となり過ぎてしまう傾向にある私は
そんな時心がかさかさな砂場みたいになっていて、
そこで出来上がったものがぜんぜん良くない事に気付く。
その逆も否。
今度は水を吸いきったお麩みたいな気持ちになってしまう。



植物もそうだもんね。
植物はお水と太陽で生きるけど、それが過多もだめ、不足もだめ。



正解はもちろん「ちょうどいいバランスであること」なのだけど、

ちょうどいいって難しいですよね。



きっと枠があるからだね、物事には「期限・時間」っていう枠があるから。



つるかめ算解くみたいにXとYが導き出せたなら簡単なのに、
物事、なかなかそうは行かないな。



足しつ引きつしながらあるべき答えに近づいていけたならヨシトスルかな?



2009年5月21日木曜日

お元気そうでなにより。

好物はビール。

その割に健康オタクで漢方には専ら詳しかったりしたのは、

何度かこのブログにも登場している祖父龍一郎。



今日は祖父が夢に出てきて豪快に笑っていた。

手に持っていたのがクロレラだから笑えるのだけど、

実際にクロレラを飲んでいたから間違いではない。

クロレラってね、青緑の色した青緑な匂いの健康食品です。



相変わらずドーンとしていた。

ドーンとして、そして手にクロレラを持っていた。



祖父は実に健康漢方オタクで、

いつも何かしらの漢方薬を自分で調合しては

オブラートに包む作業をしていた。

クロレラとかキョーレオピンとか、

わざととしか思えない様な不味さの健康食品も

何故か好んで飲んでいた。

私も無理矢理飲まされた時期がある。

嫌だったなぁ。



アギミルや煎り大豆は美味しいから一緒に食べていました。



そう言えば祖父にはお気に入りの薬局があって。

漢方も扱うオレンジ薬局と言う薬局です。



オレンジ薬局にはお世話になっており、

頻繁にお邪魔していた祖父を母が迎えに行く訳だけど私もくっついてオレンジ薬局には良く行った。



私はお邪魔しては

サトチャン人形やら風船やら文房具やらをもらって帰った。



と言うよりは

本当はおまけが貰えるのを楽しみについて行っていたんだよね、あれ。



オレンジ薬局の先生は今頃どうしているかなあ。

あの頃いつも私に

「大きくなったらナカヤマミホみたいになるぞ」

と言っていた。

だけど大きくなってみた今、

共通点はヤマとミくらいしかないです先生。

残念だね。




おじいちゃんは体を動かすのも好きだったから、

私がヨガも教えられる様になった事を知ったら

絶対一番の生徒になってくれたはず。



一緒にヨガしたりお酒のんだり、

向かい合っていっちょ前な話をしたかったなぁと思う。

足も肩ももっと揉んであげたかった。




健康の話が好きな所も辞書を眺めるのと時間忘れてしまう所も頑固な所も祖父に譲られました。

それはちょっと自分の中で好きなところ。



まだ生きていたならば

絶対気のあう趣味仲間になっていたのになぁと思う。



豪快な人だった故武勇伝は沢山あり祖父の思い出は楽しい。



見ててね、おじいちゃん。



見てるか。



2009年5月5日火曜日

あの日の仔犬。


ある朝、父がとても汚れた小さな小さな犬を手に乗せ連れてきた。

まだ夜も明けきらない早朝、家族一早起きの父が車庫に降りていくと、

車の下で何か弱々しい影がしきりに動いており、

びっくりして覗き込むとその仔犬がいたと言う。

抱き上げるとみいみいと情けない声で鳴き続けた。

片手に収まってしまう小さな命はくたびれて。

赤黒く血液が乾いたように汚れた状態だった。

大きさからして生まれてから時間が経っていないのだろう、

そんな姿で車の下でひとりぽっちで鳴いていた。

結局その子を手に乗せたまま家に上がってきた父は、

寝室にいた母の目の前にいきなり差し出して驚かせた。

その少し後、起きぬけの私も仔犬と初対面を果たす。

お風呂場で汚れを洗い流してあげると、

赤黒い汚れで固まっていた小さな身体がやわらかになって

乾かすと毛がふわふわになった。

白と黒の牛柄の模様をした愛くるしい姿が現れた。

マシュマロみたいだと思った。

「こりゃ仕方ないわなあ。」と父。

ため息まじりのぶっきらぼうな言葉と裏腹、

仔犬のまだ拙い動きを笑いながら目で追っていた。

どんな経緯でうちまで辿り着いたのかは分らないけれど、

「どうしよう」と話し合うこともなく仔犬は

その日からうちで暮らすことになる。

13年前のある朝の出来事。

その日私は一日中考え、学校から帰ってから「今日から大地だ」命名した。

柴犬(当時1歳)の空とうまくやれるか心配だったけど、

その必要はなくすぐに仲良くなった。

2匹はいつも一緒にくっついて回った。

空に比べ、ほとんど自己主張をせず何につけても遠慮がち。

でもその遠慮をたまに爆発させ、稀に意外ないたずらをしてみせる。

数回の家出歴もある。

でもあまり遠くへ行く度胸もないのですぐに戻ってくる、そんな大地。

そろりと寄ってきて全体重を預けじっとする。

それが彼なりの唯一の甘えの表現で、

私が実家を離れてたまにしか戻らなくなっても

帰省の度にそう静かに甘えて来てくる。

私が大好きな柔らかい重み。

その大地が急に倒れたのだと、母から連絡が来た

父が車庫に降りた時、大地は頭を傾けた状態で呼吸も苦しんでいて、

近くには吐いたものがあった。

動物病院は時間外だったけどいつもの先生が無理を聞いてくれ、

処置ののちそのまま数日入院になった。

脳に障害があるかも知れないと言われた。

年齢を考えたらおかしくはないって

考えて見ればもう大地は13歳。空は14歳。

犬の平均寿命は12~15歳と言われ

 それを考えると、私たちもそろそろ覚悟をしなければならないのかな。

今はすこし落ち着いているけれど、

胸が締め付けられる思いです。

悲しくも自分たちの力では避ける事のできない現実が確かに近づいている、

小さな、それでも大きな命を今危なっかしい気持ちでただただ想います。

「生きる」にはこう言う事も含まれているのは分かっているけど、

やっぱり苦しい

大地に会いたいなあ、

2009年4月26日日曜日

しとしとですね。

しとしとですね。



今日は朝からずっと雨。



洗濯物と行き過ぎる車の飛沫には注意したいものの、

私は雨の日も好きです。



この日にだけ感じる匂いや、窓の滴と曇り、

かすんだ空気の色、静かな音。

結構いい。

そこに個人的な理由も一つ加わり、

雨の日、結構良いです。



音楽も、雨の日には地面に張りついた様に部屋に染み渡り

お腹に響く。



この雨雲の上にはいつもと変わらない真っ青な空がある筈で、

雨は必ず晴れるから、

確かに次に待っている晴れの空を想うと、

むしろドキドキします。



2009年4月24日金曜日

都忘れ。

都忘れ。



都忘れのつぼみが開き始めました。



可憐な紫の花を付けるのですが、

「都忘れ」と言う名前の響きの方が好きだったりします。



理由は特にないけれど、

少し寂しくて、

でもきれいな響きだなぁと思うから。



ちなみに名前の由来ですが、

順徳上皇が佐渡に流されていたときに庭に咲くこの花をみて、

「今日からはこの花によって都の事を忘れることができる」

と言ったのに由来するそう。



2009年4月7日火曜日

たまには立ち止まるのもいいもんだ。

今夜は気候がとても良かったから、
少し歩こうと思い、
一つ手前の駅で降りて、歩いて帰った。

途中で届いたメールにお返事をして
携帯を閉じふと見上げた頭の上に、夜桜が広がっていました、
それはそれは豊かに。

久しぶりに「思わず息をのむ」感動。
このまま通り過ぎるのはもったいなさ過ぎる。
今しか見られない生の春を欄干にもたれてしばらく眺めました。

夜の黒に飲まれずに、ちゃんと桜色、とても美しい。
なんか鳥肌が立つ。

持っていた携帯では夜の桜をきれいに映すことが出来ず、それが残念。
だけどそのおかげで、しっかりと心に焼き付けることが出来たかも知れない。

去年も最高な桜を見れたのだけど、
今年は今年ですばらしい。

みんなもそれぞれの桜を胸に、また次の季節に行くんだよね。




2009年3月27日金曜日

りずむ。

りずむ。


昨晩珍しくどうしても強いコーヒーが飲みたくなって、

結局飲んだのだけど、

案の定眠れなくなり4時頃から活動していたので、

今更になって眠たくて体が重たい。

どんな事も持ち合わせるリズムは、

ちょっとした事でバランスを崩してしまったりするけど、

それを保つ事って大切だしちゃんと意味がある事なんだなんて、

こんな事で考えてみたり。

その点自然はやっぱりすごい。

誰が言わなくとも自分の出番を知っているし、

ちゃーんと狂わぬリズムを刻み続ける。

冬の終わりに芽吹きはじめ、春になれば存分に花を咲かす。

夏には新たな命を生み、秋には色を深め風情をもたらす。

その無意識のサイクルで人の心を大きく動かしたりするんだから、

複雑な言葉はないけれど、

シンプルに、すごいなと、このまだ浅い春の日に思いました。

2009年3月10日火曜日

自転車王子。


帰りがけ、駅を出て横断歩道に差し掛かったときのこと。

後ろから来た自転車が私を少し通り過ぎたところで止まり、
乗っていたお兄さんが急に振り向いた。

何事かと思っていると、笑顔でこう一言。

「イヤホン、落ちそうですよ☆」

そしてあっという間に走り去りいなくなった。

首にかけていたはずのイヤホンがバッグの後ろ側で引っかかって、
確かに落ちそうになっていた。





輝く白い歯、颯爽と走り去る姿。
あれはきっと自転車王子に違いない。

自転車王子さま、
びっくりしましたが、ありがとうございました。






2009年3月7日土曜日

くだもの山。

くだもの山。

くだもの山が、実家の母からたまに届く。


それが不思議な事に、

「あぁ〜なんだか果物がたっぷり食べたいなぁ〜。」

と思っているタイミングで、

いつも見事に届くのです。


偶然かはたまた見えない何かで繋がっているのか。

どちらにしてもその度に私は、

私もいつかそんな母親になれるのだろうか。

と、くだもの山を見ながら思います。


2009年2月26日木曜日

クリプトン。


クラプトンじゃなくてクリプトン。

先日お仕事先の現場で生まれて『クリプトンガス』を体験した。

空気の3倍も重たいんだそうな。

そのガスを吸い込むと面白い事が起こると言う事で、

実験開始。

「息全部はいてくださいねー

ほい、吸って!吸って吸ってもっと吸って!」


ガスの持ち主(?)のインストラクションに合わせて吸い込む。


ガスの持ち主「はいっどうぞ!」


以前、ヘリウムガス経験のせっかくのチャンスに、

照れが仇となってせっかくのヘリウムガスを

無駄にした事があるので、

今回は逃がしてなるものかと恥じらいなんか捨てて胸を張って発声してみた。


私「つ ぼ や ま み ち よ で す 。」(←堂々と!)

!!!!!!!!!!!!!!!

こわいっ

私の声、おじさん。


そう、

クリプトンガスは、吸うと声が低くなるのです。

ヘリウムガスの反対ですね。

ちなみにヘリウムは世界で二番目に軽いのだそう。



クリプトンガスは大気中に存在する量が少ないらしく、
ある程度集めるにもすごく時間がかかるそう。

はー・・面白かった、クリプトン。

はー・・すごい声だったなー。


2009年2月22日日曜日

変わらないものはない


変わらないものはない

って

こんなに切ないこと他にないだろう。

だけど、だからこそ、

愛しいものがより愛しかったりするのだろうか。



2009年2月11日水曜日

値段について。


5、6万するミニパソコンが、

なんとかモバイル同時加入で

100円になるのはなんで?


2009年2月7日土曜日

髪。


「髪長くなったね。」

とか、

「先生髪ながーい!」

とか、

最近特に良く言われる。


つい先日なんかお年頃の生徒に

「先生超スーパーロングですね」

と言われた。

確かに腰上まであるけど、

スーパーに超がつくほど長くはないぞ。


母譲りのねこっ毛の髪は柔らかく細いので、

コシがなくてこの長さだとさすがに絡まり易くて痛い。

コシまであるけどコシがないわけです。


バックを肩に掛ければどこかしらに髪が引っ張られたりする。

おやすみーと横になれば背中に髪が挟まって

首が傾いてたりする。

だから思い切って短くしようかとも思ったりする。

ってこんな感じで長い間、悩んでいます。


2009年1月31日土曜日

雨あがり。

雨あがり。


雨あがりって眩しいな。


泣いていっぱい涙を流した後の様なスッキリ感。


視界がクリアです。