2007年5月30日水曜日

壺山家、三男坊と四男坊。


三男坊・柴犬の空。
そして
四男坊・ミックスの大地。

いつも二人くっついて庭をうろうろしている仲良しの彼らが先日とんかつを巡り争った。

いつもの食事は栄養がちゃんとしたドッグフードだけと決めているのだけど、
たまに抜け駆けをする人が出てきて禁断のおやつをあげることがなる。
それはある時は父、ある時は母、そしてある時は私。

その日は私が久し振りに帰省していたこともあり、
母と共犯でミニとんかつ(のちいさな中身)を空と大地にあげようとした。

庭に出て、彼らを呼ぶ。
2つのミニとんかつ(のちいさな中身)を挟んで向かい合い、
彼らはいつもの様にお利口さんにおすわり。

とんかつに目をキラッキラさせる空と大地。

「いいよ♡」と言おうと思ったその時、大地が逃げた。

自分の分、そしてなんとソラの分まで・・2つのとんかつを口に押し込みながら。

リスのように頬を膨らませ、
駿馬の如く走り去るダイチの後ろ姿を、
空、母、私の3人は唖然と見送った。

なんだ、あの大地の後ろ姿。

一瞬にして消えた自分のとんかつを黒豆の様なつぶらな瞳でクルクルと探す空。

とても残念だったねそら。

普段おとなしいのに、いきなり家出したりする大地。
フセをした姿は、「いなり寿司」以外の何者でもない空。

オイタもするけど、
やきもち焼きだけど、
抱きしめたらたまにくさいけど、
可愛くてどうしようもない実家にいる二人の弟!

普段は会えないから、寂しいな。


2007年5月20日日曜日

朝の時間に。

早く起きすぎちゃった。
朝の5時です。

なんて快晴。
こんな空の日はカーテンをシャッと開けるべき。
ベランダに出てみたら少し歩きたくなり、近辺を一周してみた。
人が少ない、車が少ない。
空気がいっぱい。空が青い。 すっぴんで歩ける。
はなうた出ちゃうもんね。

家に戻って来て、日曜のこの時間の番組って一体どんなだろうと
日頃全く見ないTVをつけてみると、
何と「渡辺篤史の建もの探訪」
懐かしい・・好きだったよ〜まだ続いてたんだ。
私が小学生の頃に放送してたから、もう何年になるのだろう。

次には「ビックリマン」のアニメが始まったからびっくりした。
またまた懐かしい。
これはもっと小さいとき。
子供の頃流行ったもんね。
兄二人に無理矢理混ざりビックリマンチョコに舌鼓を打ちつつ、
ビックリマンシールの交換に精を出していた日々を思い出す。
ちなみに筋ケシでも遊んでいました。

男兄弟だったからいつもやんちゃだったな。
色々思い出す。

兄たちが父に怒られた時には関係ないくせに一緒に泣き裸で家から逃げ出したことや
三才の七五三で着物を着せてもらう予定の何日か前に、
何を思ったか自分で前髪を付け根も付け根からちょっきん。

扱う事を禁じられていた、大きな置型ライターをこっそり持ち出し、
ボタンを試しに押してみたとたん火がつき眉毛が燃えたことも、
そう言えばあった。  
一番上の兄が駆け付けて炎の眉毛をよそに呆然とする私のおでこをひたすら素手で叩き、火を消してくれたことが鮮明に残っている。
そのあと母が泣いていた。

一昨日のごはんがたまに思い出せなくなるのに、
子供の頃の記憶は、こんなに鮮明に残ってるから、ふしぎ。

2007年5月14日月曜日

言葉にならないほどの。


「ありがとう。」

相手があるからこそ言える感謝の心。

「ありがとう」が言える時点で、人は幸せなんだよね。
それは、誰かが自分に、感謝できる優しさを分けてくれた証拠だから。
自分にとって、そういう存在が在ると言う事自体が本当に幸せ。

沢山の人がおめでとうをくれた。

ありがとう。

歌ってくれて。
覚えていてくれて。
メールをくれて。
遠くから電話をくれて。
内緒で驚かそうと計画してくれて。
そして、
いつも、深いところで支えてくれて。
離れていても傍にいてくれて。

本当に、本当に。

近頃ものすごく、
生きていられる事に感謝の気持ちが溢れる。

守りたいと強く願うものを見つけたから。
貫き通したいと想うものに出逢えたから。

手に入れたくても叶わないもの、
求めずとも常に身近に在るもの。

もちろん全てには意味も価値もあり、又、無駄はない。
それだけでも十分なのに、それ以上を実感する今に、
泣きそうになるくらいありがとうと言いたい。

こんなに足早な時間の中に生きている以上、
中身が置いてかれない様にしっかり歩んで行きたいな。

言葉にできないほどのありがとうを今ここに抱えています。
手放したくないよ。

2007年5月7日月曜日

りんごの穴の不思議。


りんごがない。

りんごがないよー。

袋の中を見ると、

確かに3つ買ったのに2個しかない。りんごが。

とそこで見つけた、穴。

袋の穴!

しかも綺麗にりんご1個分ほどの丸い穴。

こんな丸い穴・・どうやって・・。


これは・・りんご・・今頃どこかに転がってるな?
 

2007年5月6日日曜日

授かりもの。


「天使のくれた時間」を借りてたのになんとなく観そびれていて昨日やっと観た。

なんだか、やたらに「今」について考えちゃった。

これまでの人生の中で、ターニングポイントって数え切れないほどあったし、
またこれからも当然あるし。

「あの時、もう一つの選択肢を選んでいたら今どうなっているんだろう??」
なんて、たまに考えたりする。

自分でそう考えておきながら、ちょっと怖くなる時もある。

だって、自分の選んできた一つ一つの要素があるからこそ、
私は、みんなは、今ここに生きている訳で、
またそのうち一つでも欠けていたのならば、
愛する人や、大切な人たち、色んな宝物にも出逢えていなかったのかも知れないから、

「今」は偶然が作った奇跡だなって思った。