世界の年の数がまたひとつ移り変わった。
と言って特に何が変った訳ではないけれど、
次の扉がやさしく開いて、少しだけ新しい手触りが混ざる様な、そんな心地。
これからの新しい事へのわくわくもある。
ささやかだけど夢もある。
と同時に、足元もしっかり見据えて歩いて行こうと言う思いもここにある。
世の中では物事がどんどん変ってゆくから目線は先に取られがちだけど、
そんな中でも、すぐ近くにある、既にいつも側に在る、
見慣れた、触れ慣れた、交わし慣れた日常が、
自分を支えてくれている原動力であり、
こういうものこそかけがえない宝物だって切に思うから。
私も特別な気持ちで心を入れ替えたりはしませんが、
今年も大切な人、もの、ことをより大切に、
進んだり立ち止まったりと、朗らかに歩みを楽しめたらと思います。