我が家で一番好きな場所は台所。
突然吉本ばなな「キッチン」冒頭みたいな出だしにしちゃったけど、
私は家の中で台所が一番好き。
愛する人の体と栄養を想いながら献立を考える。
旬や暦を意識して季節を体に取り込む。
旬や暦を意識して季節を体に取り込む。
作っている最中の料理の具合や立ち上がる湯気。
甘い、辛い、酸っぱい。
はなうた。
台所と食卓の間に行き交う会話。
小気味良い手元のリズム。
「おいしそう。」「いただきます。」「ごちそうさま。」 「おいしかった。」
お皿を洗う時の心の満腹感。
泡と水の流れ。
台所で起こる事はなんだかいつも全部が幸せで愛にあふれている。
今日はそんなお台所の色んな所や道具を年末掃除の最後に磨いた。
明日だっていつも通りに料理をし、
使えば同じ様によごれるけれど、
ただの1日と言えども年末という区切りに
この1年も私たちの人生を陰で支えてくれた場所に感謝の気持ちを込めた。
わたしは、
台所から日々の「食」が生まれ、
その食が私たちの「からだ」を作り、
そしてからだが「生活」を営み、
生活の連続が「人生」となっていると思っている。
自分が理想とする人生は皆それぞれ違うけど、
「食」が「人生」と深いところで繋がっているということは皆、同じだと感じてる。
新しい1年も食を大切にして行こう。
食を大切にして、身体を大切にして、生活を大切にして、人生を大切にしよう。