2009年9月10日木曜日

ベルギー幻想美術館。


その響きからして、
内容も知らぬ内からこれは行くべきな気がしていたのと、
好きな画家の絵もどうやら展示されるという事で、
さらに、久しぶりの美術鑑賞ということで、
空は曇っていたけど気持ちは晴れていた。
実は苦手な渋谷へ。

一番楽しみにしていたのはマグリットの作品です。
概念なんて初めから存在しないような、
理屈の通らないありえない情景を描く。
だけど「どこがおかしいの」と逆に問われるような
怖いくらいの存在感。
実際作品の前に立ち、眺めていると、
違うのに、絶対違うのに、
なのにやっぱりそこに在って正しい気のする、
私でたらめなことを言っている様な気になるけど、
本当にそんな実感のある不思議な作品ばかり。
ちょうど夢みたいなね。

夢の中では現実世界ではありえないような事も
当たり前に受け入れて対応しているでしょう?
目が覚めたら必ず「変なの〜」って思うことも、
夢の中ではおかしくもない。
っていうあの感覚を覚醒ながらに味わうような。
表現て難しいけど、まさにシュールなそこが好きです。
おもしろいの。

感受するものってそれぞれに違うし、
きっとそこに正しい間違いはないから、

あえて言葉にはしなくても良い気もするのだけど。
独創性に満ち満ちた世界、あぁ楽しかった。

無限なその想像力は驚異。

もう一度行こうかなとも思うのだ。






2009年9月9日水曜日

形になる。


今現在やらフィーリングやら偶然やらの形なきものが
形になっていく。
面白くて仕方がない。