2009年4月26日日曜日

しとしとですね。

しとしとですね。



今日は朝からずっと雨。



洗濯物と行き過ぎる車の飛沫には注意したいものの、

私は雨の日も好きです。



この日にだけ感じる匂いや、窓の滴と曇り、

かすんだ空気の色、静かな音。

結構いい。

そこに個人的な理由も一つ加わり、

雨の日、結構良いです。



音楽も、雨の日には地面に張りついた様に部屋に染み渡り

お腹に響く。



この雨雲の上にはいつもと変わらない真っ青な空がある筈で、

雨は必ず晴れるから、

確かに次に待っている晴れの空を想うと、

むしろドキドキします。



2009年4月24日金曜日

都忘れ。

都忘れ。



都忘れのつぼみが開き始めました。



可憐な紫の花を付けるのですが、

「都忘れ」と言う名前の響きの方が好きだったりします。



理由は特にないけれど、

少し寂しくて、

でもきれいな響きだなぁと思うから。



ちなみに名前の由来ですが、

順徳上皇が佐渡に流されていたときに庭に咲くこの花をみて、

「今日からはこの花によって都の事を忘れることができる」

と言ったのに由来するそう。



2009年4月7日火曜日

たまには立ち止まるのもいいもんだ。

今夜は気候がとても良かったから、
少し歩こうと思い、
一つ手前の駅で降りて、歩いて帰った。

途中で届いたメールにお返事をして
携帯を閉じふと見上げた頭の上に、夜桜が広がっていました、
それはそれは豊かに。

久しぶりに「思わず息をのむ」感動。
このまま通り過ぎるのはもったいなさ過ぎる。
今しか見られない生の春を欄干にもたれてしばらく眺めました。

夜の黒に飲まれずに、ちゃんと桜色、とても美しい。
なんか鳥肌が立つ。

持っていた携帯では夜の桜をきれいに映すことが出来ず、それが残念。
だけどそのおかげで、しっかりと心に焼き付けることが出来たかも知れない。

去年も最高な桜を見れたのだけど、
今年は今年ですばらしい。

みんなもそれぞれの桜を胸に、また次の季節に行くんだよね。