2017年4月21日金曜日

これまでも、これからも。

 

今日は宝物の日。

おめでとうより、

ありがとう。

これまでも、これからも。


2017年4月17日月曜日

新しく踏み出す。


葉桜のお花見大満足。さくら、くんくん。

春。
気温や気圧の変動が身体に結構障ったりするけど、
それでもやっぱり春が好き。

肌に違和感が無くてまるで染み込んでくるような空気の質感のせいかな。
五感がいつもよりも際立ち体も心も能動的にいろんなものを感じようとしてる。
体中に色やヒカリや温度が溢れて、
それを言葉とか動きとか色とか味とか、
そういったことでとにかく表現がしたくなる。
そして解放される。

今年の春もあっという間に過ぎてゆく。
葉桜になってくると、
春が終わりに向けての準備を急いでいる気がして、少しさみしい気分。
でも葉桜には葉桜の美しさ。
少し切なげな桜色の中に「さあこれから!」っていう若葉の緑が力強い。
葉桜からは、「新しく踏み出す」そんな 前向きな気分をもらう気がします。


2017年4月13日木曜日

春を飲む。




毎年桜が咲くのを楽しみにして楽しみにして、
やっと咲いたと思ったらほんの一瞬の内に散ってゆく泡沫のさくら色を、
こうしてじ〜くり眺めていられるのがとても贅沢な気分。

 春になると1回は買ってしまう桜の塩漬け。
塩抜きをしてお湯を注いで、桜の花びらがその中でふわっとゆるんで、
桜茶って、なんか幸せ。
 
それにしてもさくらのピンク色は本当にかわいいなあ。

2017年4月9日日曜日

菜の花はなぜ菜の花か。


今年は菜の花をいつもよりも沢山食べている。

ほんのり苦くて、これは目覚めの味だな。
冬の間眠っていた体の中を目覚めさせるような、
新しい季節始まるよーって教えてくれるような、そんな味。

先日、お昼に買ってきて夕方料理に使おうと思っていたら、
その日は暖かかったからかほんの数時間で蕾が膨らんでいた。
お花の部分も食べられるけれど、
もっと咲いた所が見たくなってそのままベースに挿した。

ところで、
菜の花はなぜ菜の花か。
あなたはどうしてロミオなのみたいなことではなく、
名前の由来としての、菜の花はなぜ菜の花か。

「菜」の字は食べられる事を表していて、
「食べられる花」という意味から『菜の花』と言うのですって。

本屋さんで春の花図鑑を見て、今年初めて知った。



2017年4月4日火曜日

日常という特別。




ウォーホルの“flowers”に似てる気がして何となく撮った。

ウォーホル“flowers”を手掛けるに当たりモチーフにしたのはなんと

雑誌に掲載されていた一般の人物の投稿写真だったと言う。

黒澤映画のオムニバス『夢』の中で

ゴッホを題材にした作品を観たときも思ったけど、

どれ程の名画や有名な写真にも、

その背景には何の変哲もない日常が広がっていたりするんだなと思う。

むしろほとんどがそうなのかもね。

私たちだってきっとそうなんだろう。

何の変哲もなさそうな日常にも沢山の特別が詰まっていると言うこと。

例えば‘日常’をランダムに輪切りにしたって、

探せば実はどこにでも素敵がたっぷり含まれているのかも知れない。

ただ、それを見い出すか見い出さないかが、

大きな違いを生むのであって、

何も特別な事はない、

ものの捉え方一つ。


よく見るような種が、見たこともない花を咲かす。

だけど、実はそれって沢山の可能性の一部であり、

起こって当然の出来事でもある。

日常という特別、特別という日常。