2007年2月21日水曜日

思い出は。


今日、ひょんな事で中学・高校の時にお世話になった方に再会した。

思い出って、ほんとに宝物。
自体は形にこそ残らないけれど、
写真になったり、
歌になったり、
そこがまた可愛らしいと思います。

ひと時は同じ時間を共有した人たちが、
今はそれぞれの道の上で自分の時間を生きているんだと、
また、自分もその一人なんだと思うと、
簡単に‘感動’の一言じゃ纏まらない。

あの頃のみんな、どんな風に歩んでるのかなあ。
会いたいなあ。


2007年2月16日金曜日

ともしび。


キャンドルに火を灯すのが好き。

特にお風呂で灯すのが好き。

水に漂ってるような、
浮いているような、
何とも不思議な感覚になるから。


方法や状況は何でもいいけど、
こういう時間って、大切だなあと思う。

ちょっとだけ抜ける、こういう時間。

良いことがあった日も嬉しかった日もうまく行かなかった日も、
嫌なことがあった日も痛かった日も重たかった日も美味しかった日も。

眠りに就く前に明かりを灯して、
なんだかぼ〜っと。
少しは心が落ち着くよ。

「明日もまたいい日だといいな。」

「明日はきっとうまく行くといいな。」


最近、どうにもこうにもチカラが入り過ぎてしまって、
気付いたら奥歯をきゅっと噛み締めてることがよくあって、
大切な心が、ずっと緊張したまま。

乗り越えるべき壁だといい聞かせて、
歩を進めているつもりなのだけど、
たまに弱い自分も顔を出して、
腰が引けてしまったりする。

強く、大股で、堂々と歩けるようになりたいなあ。

2007年2月5日月曜日

やり場のない気持ち。


またイラクでテロがあった。

このニュースを目にしたのはいつものカフェ、
何気なく見た手元のモバイルニュースにて。

私の存在する居心地の良い快適なこの場所と、
イラクでの残虐極まりないこの現状の
今の瞬間のあまりもの大きなギャップに急に鳥肌が立って、
なんかいてもたっても居られなかった。

淡々と述べるだけのニュースの文字を通して、
その向こう側に広がる
空一面の灰を
響き渡る悲鳴を
流れる涙を、  

思ってみる。

ふと窓の外を見上げると、東京の空はいつにも増して青い気がした。

夕方の買い物時に人の集まった市場が騒然となり、
何の罪もない人たちが犠牲になっていく騒然とした風景を思うと
とてもじゃないけどやり場のない気持ちになる。

一瞬で無になる温度
一瞬で無になる笑顔
一瞬で無になる声
一瞬で無になる記憶


人がこんなにも儚く脆い事はきっと誰もが分かっているはずなのに、
刃物を押し当てると血が流れる事も知っているはずなのに、
それを平気で踏みにじる事ができるのも、また同じ「人」だなんて。

子供の頃、こけて擦りむいたひざ小僧の痛みを忘れないようにしないと。

キズ薬よりもお母さんのおまじないが効く気がしたあの心を忘れないようにしないと。

「悲しい」だけじゃなく、「自分の無力さを感じる」だけじゃなく、
ちりも積もって山ほどの大きなパワーになる様に、
私もその塵の一部に成れたらいいな。

今日は、やりきれない。