2009年12月10日木曜日

プレゼント。


「先生、はい。」と一人の生徒が持ってきてくれた。
固まる粘土で作りましたとクリスマスのちっちゃなオーナメント。

普段なかなか自分からは表現をしないタイプの子なので、
今日はすごく嬉しかった。
その見えない部分の気持ちを垣間見せてくれたようで。
ひとつ結び目解いてくれたかな。

表現しやすいタイプとそうでないタイプとあって、
表現の大きさや方法は人それぞれだけど、
でもみんな本当は伝えたいし分かってほしいよね。
普段の彼女から考えると、
これはあの子なりに思い切った表現でありメッセージだなあと思う。

きっと、内側にはいつもこのプレゼントのような気持ちを
持ってくれているのだろう。
それをこうした形でアウトプットしてくれたと言うことは、
少しまた成長したのかな。

見ていないようでも見ている、
聞いていないようでもちゃーんと聞いてる。
こちらから見たら『沢山の生徒たち』でも、
彼女たちから見たら『ただ一人の先生』。
それぞれの目を見て向き合って行かなきゃなと思ってる。

自分の立つべき場所を再確認した今日でした。