2015年11月21日土曜日

普通であることが難しくなってきている。

 
今世界で起こっている出来事を思うと自分が日常に感じる不都合や
それに対する言い分の殆どがどうという程の事ではないものと思い知らされる。
ただ平和であろうとする事は一体、どれほど難しいことなの?

今回のパリ襲撃、 その前日のベイルート連続自爆テロ、その前のロシア機事件・・
そもそもの発端、というか歴史から引き摺る政治的因果から手繰り寄せるとどこに辿り着けばいいのか、何を正義というのか、途方に暮れてしまうけど、
とにかく今、混沌の渦の中心に向かって世界の加速度が増しているのがすごく怖い。

私にとっては今回のパリ襲撃に関しては特に痛みを感じます。
18歳からの2年間はパリ近郊に住んでいたので、パリには恩師や仲間とよく訪れた場所、目に焼き付いている景色、その時の空気の匂いなどの肌身に刻まれる思い出が山ほどあって、ゆかりあるこの街が今あの時とは全く別の冷たい恐怖に包まれている事がとても悲しいです。
ニュースを追って新しい記事を探しては不安になって、でもただ祈るしかない事も辛い。

中近東やアフリカでは日常的にテロが起きているし、パリだけでなく世界の至る場所でこのような無秩序と無慈悲で練り上げられた様な悲しみが今もなお広がってる。
さらに深刻な流れになるのだろうと映る今後の先行きにそこはかとない恐ろしさを感じます。
もうこれ以上無実の人々の命が脅かされることないように願うばかり。

そして今回の一連でムスリムへの偏見で悲しい思いをする人が増えない事も心から祈ります。

2015年11月13日金曜日

東屋の印判箸置。



東屋の印判箸置、立花文穂さんの図案。
丸は「ありがとう」のモチーフ。
しましまは「雪道」のモチーフ。