2013年10月16日水曜日

働く人遊ぶ人休む人。


働く人がいて、

遊ぶ人がいて、

休む人がいて。

また別の日はまた別のターンで、

それに見合った心身の質感、表情の趣、思考回路や動作で、日を過ごして。

世の中はこうして回ってて、そして成り立つんだな。


2013年10月14日月曜日

風が良い香りだ。


毎年この金木犀の風が吹く頃に、

この所を振り返ってみたり、

一歩遠くから自分を客観的に見てみる様なそんな気持ちになる。

たぶん、涼しい風が心に隙間を作っているのだと思う。

この季節の変わり目にいつもこうして似たような感情になるけれど、

でもやっぱり一年一年、自分自身と周囲の環境は少しずつでも変化している。

いつも変わらずそこに在る空が、実は常に常に表情を変え続けているのと似ているな。

そんな中、

自分から見渡す景色がどう変化しても、

全く揺るがずいつも同じ場所から支えていてくれる存在があったり、

こうしてすぐ身近に、帰る場所が在ると言うことに対して、

感謝する以外に何を想えば良いのだろう。

2013年9月20日金曜日

お月様のひかりで真夜中に顔を洗った。


今日みたいに 中秋の名月 の日と 満月 の日とが重なる事は珍しいようで。

次の「満月の中秋の名月」は、8年後ですって。
    
今日は暦の上でもとても特別な夜だったんだな。
    
この輝く夜の特別演出だったのか、

今日、久しぶりにハプニングを味わった。

だけどそれを魔法の鍵で

なんて事ないよな顔して笑顔に変えてくれたのはやっぱり、

私の日常であり、いつもの隣の顔。
    
私もそう言う鍵を持ち合わせていたいと思った。
   
幸せはいつも日常の中に佇んでいて、

たまに色がついたり、

香りがついたり、

光に輪郭が浮いたりして、

その存在を私たちに教えてくれる。







2013年9月16日月曜日

夏も過ぎゆき。



なんだかもう夏ってば あっという間に過ぎて、

歩き慣れた道に、久しぶりの風が吹きはじめた。

こうやって秋になり、そして今年もまた冬が来るんだな。

移ろう季節はいつも本当に美しい。

限りがあるからかなー。

2013年7月26日金曜日

呼び水。


まめもやしのひげ根を取っていたら、

感触と匂いに子どもの頃の夏に心が還った。

思い出したのは、

実家のおだいどころ。

トウモロコシの湯気。

蝉の声と夕方のニュース。

だいだい色の空気。

母の背中。

きれいな情景だったなあ。

あのまめもやしは多分冷やし中華になったんだったと思う。

このまめもやしはナムルになった。



2013年7月2日火曜日

Happiness in the glass



唄でも踊りでも言葉でも色でも形でも味でも

在り方に関わらず人に伝わりうるもの全てを 表現 と言うとして、

条件、状況、器用、不器用を選ばずに「表現」で最終的に

伝わるものは、

伝えられるものは、

経験の蓄積に育まれたこころそのものなんだろうと、思った。

きっとそれを生き様と言うんだろう。

ところで全然関係ないけど、

今日は、グラスの中に太陽の光が入ってきて、

アイスコーヒーが、いつもよりも透明な味がした。

2013年6月23日日曜日

コントラスト。


昨日の雨で水嵩が増して、

欄干から覗いたいつもの神田川が今日は黒くて深かった。
   
急にちょっと怖くなって、

とっさに愛犬のいつもと変わらない白い背中に目を移して、

勝手に助かった気になった。

感情のコントラスト。

「いつもの」が、いつも通りである事。

無意識の協和。安定。 

「いつもの」が、いつも通りでない事。

違和感の上の不均衡。

人間の心って、ほんのちょっとした事にでも大きく響く。

身体に恒常性が備わっている様に、

やはり心にも恒常性が備わっている故なんだろう。

なんて。
夕方の出来事を振り返りながら、

霊峰富士山が世界遺産になった本日のニュースを見ながら、

明日の希望や仕事や夢に心を向けながら、

当然の様に近くに在る愛情に感謝をし、

でもそれは当然の様で居て、

本当はとてもプレシャスであるという事も再認識し、

一日を心を込めて締めくくろう。

つらつらと、独り言。

おやすみ今日の日。

2013年6月22日土曜日

バランス。



梅雨前線と台風4号の影響で、随分な、雨。

気圧乱れるな〜身体に感じる。

湿度も高い、洗濯物も乾きにくいしなあ。

でも木々草花がすごく生き生きしています。

どうぞ、命、みたしてね。

全ては、陰陽。

2013年6月19日水曜日

結晶。


氷砂糖ってね、ひと粒がひとつの結晶そのものなんですって。

砂糖の主成分のショ糖。

ショ糖の結晶を大きくじっくり育てたやつが、氷砂糖。

さらさらのお砂糖のちっちゃな一粒も、

氷砂糖のおっきな一粒も、

一つの同じ結晶。

面白いね。
           
でも氷砂糖は、時間をかけて大きくなるから、その分溶けるスピードもゆっくり。

ゆっくり溶けてく具合と浸透圧で、一緒の素材の良い所を穏やかに、引き出す。

なんかいいな。

時間をかけておっきくなって、時間をかけて周りと解け合って行くってところがいい。

そういうところを私も大切にしたい。

自分自身もそうだし、大切な人との繋がりも、

そんな風に育んで行きたいなあ。と思う。

優しい甘さでね。

そういえば子どもの頃、氷砂糖をひとつ口に入れて、

やっぱり、じんわりゆっくり溶けていくのが

やさしくて大好きでした。






2013年6月1日土曜日

今日のスピード。


今日は、時間がゆっくり流れた。
   
ここ最近では珍しく、時間にゆとりを持てた一日だった。

ゆとり、大事。

窓を大きく開けて、部屋には風が沢山通り抜けて。

いつもの空間が外の世界と繋がって。

洗濯物や部屋の葉っぱも風に揺れたりして。

大切なプリズムに太陽当たって光が広がったりして。

外の空気の音や、町の音や、家電の小さな音や、

愛犬の寝息なんかの奏でる日常の音楽の中で、

なんて事ない掃除や、整頓や、製作や、考え事をした。

ノルマなんて無く、進度も気にせず、本日はゆとりある時間を生きた。

今日はこのまま電気やラジオには極力お世話にならずに過ごし、眠りにつこう。

と、言いながら、

こうして煌煌と光るパソコンに向かってキーボードをたたく私。

滑稽。


2013年5月30日木曜日

しっとりと。


何ていうのかな。

よくスーパーマーケットなどで流れてる、

J-popの曲などがラウンジ調になったりしているBGM、あるでしょう?

今日スーパーで、

そういう感じのラウンジチックな曲調で、

どこかで聴き覚えのある、

いやもう聴き覚えというかむしろ親しみをも感じるメロディーが流れて来て、

「なんだっけなんだっけ。これ絶対知ってるのに何でこんなに分からないんだ」

状態に束の間陥ったので、

キュウリを吟味する振りをしながらBGMに耳を傾けていると、
   
一瞬、頬に一筋の陰が通る横顔が脳裏をよぎりました。

・・・・あ、あなたは・・・・

・・ヒ・・ムロック・・?!

その曲、なんと、まさかの、BOOWY。

ヒムロックまでもが綺麗にイージーリスニング。

それも、よりによってアップテンポに爽快感溢れるあのB-BLUEが、

しっとりと、そう、それはもうしっとりと、

曲の意図を全然汲んでもらえないままスーパーの空間に放り出されていました。

一応私もそのしっとりした風の様なテンポに合わせて口ずさんでみたけどさ。
  

か わ い た か ぜ に〜 って。

かわいてなさ過ぎて、もう。

おかげさまでお買い物、まあまあ楽しかったです。

2013年5月3日金曜日

電波にのって。


指先だけで、遠くにあるものを叶えたり物質として実体の無いものを操作する。

こうして書くと魔法みたいだな。


2013年5月2日木曜日

ダリア。



まんまるでとても個性的。

なんか元気でるなあ、いつも。

花びらの質感も、茎も、可愛い顔して見事にエネルギッシュ。

メキシコの花だとお花屋さんに教えてもらいました。

花言葉は可憐、感謝。


2013年4月30日火曜日

ひとこま。


こんな幸福な瞬間も日常の1コマであることの幸せ。

今日買ったこの靴でどこまでも歩いて行きたいなあと思う。

2013年4月28日日曜日

ねぎ。


天然のグラデーションがキッチンに突如生まれる。

私はあなたを連ねて刻むのが得意です。

2013年4月26日金曜日

一年ぶりに、こんにちは。


寒くなったら葉っぱは去り、温かくなって来たら帰ってくる。

もう7年位の付き合いになるクワズイモ、

温かくなって来たから、今年も帰って来た。

なんだかここまで付き合っているとある程度お互いの信頼感を感じるな。

もう自然のサイクルが素晴らしすぎる。

2013年4月14日日曜日

いつもの朝。


ああ、おはよう世界。いつもの世界。

どんな昨日にも今日がある。

また1日よろしくね。


2013年4月7日日曜日

天気予報どおり。



雨脚、強くなって来たなあ。

雨の音に耳を傾けて、

五感を研ぎ澄ませると、

今現在、という時間をとても強く感じます。

過ぎ去った過去を回想するでも無く、

まだ来てもいない未来に不安を抱くのでもなく、

いま、ここ、にしか居ない、ありのままの自分。

2013年4月5日金曜日

色彩。

 
 
色がある世界で本当に良かったな。

でもその前に光があるから色が見えるのか。

イロとヒカリに人生をすごく豊かにしてもらっている。

2013年3月30日土曜日

良い季節だな。


太陽を受けたプリズムが光を広げるみたいに、
 
桜を仰いだ人たちの顔がみんなとっても朗らかで、

辺り一面がやさしく桜色の空気。

やっぱり人は、自然の前では素直で在れるんだよね。



新しい呼吸。



こんにちは、春。


2013年3月11日月曜日

いつもと違う。




いつもと違う切り方をしたら、いつもと違う切り口が見える。

当然のことだけど、たまにハッとなる。
     
日常と習慣に紛れて無意識となっている自分の選択、表現。

それはそれで馴染みがあって、柔らかく、とてもいい。
        
でも、また違ったやり方というのも、たまにはいいものです。

いつもと違う色。

いつもと違う道。

いつもと違うスピード。

いつもと違う時間。

いつもと違う言葉。
            
ああ明日、自分のどれかをいつもと違う何かにしてみよう。


2013年3月6日水曜日

2013年3月2日土曜日

かけら。


壊れてしまった欠片さえも優しい物語にしてくれる。

お陰さまで、いつも心の在り方を示してもらっています。

ありがとう。


2013年2月28日木曜日

今日で2月も終わり。


また一つ季節が過ぎて、新しい季節を迎える。

変わってゆく事、変わらない想い。

2013年2月25日月曜日

あるようで、ないようで。



こうして空を眺めてるけど、

空ってどこから始まっているのだろうかといつも思う。

宇宙から届き散りばめられた青の光を見上げて、

でもそのもっともっと向こうには果てしない銀河が広がっている。

そもそも 空 と言うのは人間言葉であって、

私たちは上を向いたとき大宇宙って言う際限なき空間を仰いでるんだよね。

なんとネバーエンディングな。

そう考えてたら、

自分がどんどん空気になっていく様です。

ああはてしない。

2013年2月23日土曜日

芽吹いた。



芽吹いた。

もう本当にすぐそこだなあ、春。

明るくて少し切ない匂いがするよ。






2013年2月14日木曜日

常。




ほんとにちょっとした加減で、

普段見えない色が見えたりする。

ありがとう、光。