お仕事の終わりが早かったから寄り道をした。
さてそろそろ帰ろうと思った頃には日が暮れていて、
見上げたは空はインディゴブルーできれいでした。
この気候なら気持ちが良いかなと、一駅を歩く。
どこかから蚊取り線香の匂いがしてきて、
いよいよ夏だなぁと思う。
思った瞬間に「日本の夏、キンチョーの夏」が心の中で浮かぶ。
あの人が隣にいたらきっと同じ事を言っただろうな、と感じる。
通りがかりに七夕様の笹を見つける。
明日、七夕。
私はまだ、子供の頃の様な素朴なお願い事を短冊に書けるだろうか。
明日を楽しみに待っている子供たちに、
素敵な七夕が訪れますように。