もう。
こんなに空がきれいだと
この茹だる暑さを許してしまう。
今すぐプールに飛び込めたら
どんなに気持ち良いだろう〜。
だけど現実には、
26にもなったらお肌がどうの・・で
街を歩くにも紫外線が気になる。
子供の頃よく行った大里プールを思い出した。
大里プールは実家から少しだけ坂を下った所にあるので、
私たち3兄妹はいつも水着に浮き輪姿で
坂を駆けおりていた。
塩素のにおいや
チケット売り場のガラス越しのおばちゃん、
「うへ〜」ってなってなんとなく爪先で歩きたいシャワー場。
潜った時に大きな水中ライトが目の前に現れて、
それがやたらと怖かった事とか。
水中点検の時間に全員プールから上がらされるんだけど、
その時間はちょっとドキドキした事とか。
プール上がりに兄が買ってくれるセブンティーンアイスが楽しみだった。
あまり人気のないチョコミントが私は好きだった。
夏の思い出は何となく際立っている。
色も、匂いも、音も。
それだけ夏が賑やかだからかな。
太陽の光だったり、
空の青さだったり、
輪郭も明確だし、何しろ鮮やか。
戻らない夏は、カラフルな思い出ばかりです。
多分今日の空も忘れないと思う。