サンダルのヒールを直してもらった。
手際よく修理される様子を見ながら、
毎夏私の体重をよくぞ堪えてくれるもんだなぁとしみじみ。
このサンダルとは5、6年になる。
私と沢山の夏を歩いている。
夏が来る度に履き回されては、
磨り減ったヒールを修理に出される。
その度に芯を微かに削られるので、
ヒールもやっぱり少しずつ低くなって来ていて、
ちょっぴり笑える。
いたって普通の白いサンダル。
でも私にはどことなく魅力的に映り、
どことなく好きでいる。
こう言う感覚を縁って言うのだろうなぁ。
「縁がある」って、気取らずに自然で心地良い。